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法律ガイド

税金・保険にはさまざまな種類がある。在職中は?退社したらどーするの?ケガしたら?
大事なお金のことだから、この機会に知っておこう!

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収めれば老後も安泰、厚生年金

老後の備えって、やっぱり必要でしょ。
会社員になって厚生年金に加入すれば、フリーターより年金受給額はUPするよ。

厚生年金とは・・・

会社などに勤める人が働けなくなった時に年金を給付する制度、それが厚生年金保険。
老後をはじめ、病気やけがによる障害時、死亡時には遺族に年金が給付される。元気に働ける会社員のうちに厚生年金の保険料を納め、将来に備えているのだ。

年金の仕組み

国が国民を対象として運営する「公的年金」は2階建ての構造になっている。1階は全国民共通の「国民年金」。フリーターはこの1階部分のみ加入している第1号被保険者だ。会社員になると2階に相当する厚生年金にも加入する第2号被保険者となる。

正社員の年金受給額

■老齢厚生年金(65歳から支給される厚生年金)

正社員の場合
独身の場合 月約15万7500円(年約189万円)※1
夫婦の場合 夫が年約189万円、妻が年79万2100円で合計月約22万3300円(年約268万円)※2
  • ※1 夫:平均報酬が月額33万円、20歳〜22歳の2年間を国民年金、22歳〜60歳まで38年間を厚生年金に加入し、65歳からの支給として計算。
  • ※2 妻:20歳〜22歳の2年間を国民年金に加入。22歳で夫と結婚して専業主婦になり(収入なし)、22歳〜60歳は夫が厚生年金に加入して妻の国民年金を支払った第3号被保険者として計算。
  • ※すべて10円以下は四捨五入。

保険料負担と年金受給額

■20歳〜60歳の平均報酬が…

月額25万円 保険料は月1万9,035円、年金は月約13万5,800円(年約163万円)
月額33万円 保険料は月2万4,891円、年金は月約15万7,500円(年約189万円)
月額35万円 保険料は月2万6,356円、年金は月約16万800円(年約193万円)

厚生年金は過去の給料が高かった人ほど受給額が多くなる仕組み。保険料率1,000分の153.5で、事業主と被保険者が半分ずつ負担することになっている。その点は、毎月1万4,410円の全額を自己負担する国民年金よりお得?

  • ※20歳〜22歳の2年間を国民年金、22歳〜60歳まで38年間を厚生年金に加入し、65歳からの支給として計算(上記と同じサイトで算出)。
  • ※保険料は折半額(事業主との折半後、自己負担額)を記載。
  • ※年金は10円以下は四捨五入。
  • ※厚生年金の保険料率はH20.9月現在の率。
  • ※国民年金の保険料(月1万4,410円)はH20.4月現在の金額。

監修/寺田晃(特定社会保険労務士)

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