宣伝の仕事に“終わり”はない
常に頭の中は映画のことでいっぱいです

映画配給会社で宣伝を担当していますが、この仕事に「終わり」は無いんですよね。自分が担当する映画を、いかにメディアに売り込んで多くの人に観てもらうかが僕たちの業務。出版社や映画ライターさんに売り込んだり、試写会やイベントを考えたり、色々な人に会い、様々な角度からアプローチします。宣伝にやってやりすぎることはなく、常に頭は映画のことでいっぱいですね。映画は「ナマモノ」だから、その時期に流行っているものや出来事など時事性も強く影響する“読めなさ”も難しいところ。だからこそ、初日に映画館が満員の観客で埋まっているときに、やっとひと息つける感じですね。でも、初日以降の結果で、再び作戦を練り直すこともありますし、公開終了までは気を抜けませんよ。だから、自分で線引きをしないと一生休みがとれません（笑）。僕の場合は、月から金は仕事に集中して、土日はしっかり休む。そうすると、体のリズムができて働きやすくなるんですよ。

会社の仲間とフットサルができるのも
休みが同じだからこそですね

月から金までみっちり働いてますから、土日のリラックスぶりはスゴイですよ（笑）。1日家にいてDVDを観てゆっくり過ごすこともありますし、フットサルやスノーボードに行ったりスポーツ三昧な日もあります。特にフットサルは、会社の仲間とやっていることもあるので熱心に参加してますね。土日に同業の配給会社や映画関係の人たちと試合をすることもあったり。でも、これも会社が同じ日に休みだからこそできること。休みがバラバラだと試合や練習もなかなかできないですからね。会社以外にも、大学時代のサークルのメンバーともフットサルをやっているので、1日はゆっくり休んで、1日はスポーツをすることが多いです。元気があるときは、2連休をフル活用して、地方に行ったりすることも。この間は「岐阜で飛騨牛を食べるぞツアー」を敢行しました。休むにしろ、アクティブに遊ぶにしろ、休みは自分のために有意義に過ごしたいですね。そうすれば、月曜日から気持ちを切り替えて仕事へ向かえますから。