NRK ニシハラ理工株式会社 狭山工場の求人募集｜求人・転職情報サイト【はたらいく】

仕事内容
パソコンやスマホ、自動車、家電など、
市販製品に搭載される基板は、
見た目も大事。
フタを開けたら、あちこち
”紫色”の電子回路なんて
ギョッとしちゃいますよね。

これら日常生活のプロダクト
すべてに用いられる「はんだ付け」。
錫（Sn）に鉛（Pb）を加えた
この”銀色”の合金は、
大昔から金属の接合材として
広く使われてきました。

当社は、70年以上に渡り
日々の研究開発と技術更新をベースに
堅実経営を歩み続けている
「めっき」専門メーカーです。

しかし、鉛は人と環境に関わる有害物質。
当社が提供している電子部品材料も
近年「鉛フリー化」が求められました。

そして開発中に生じた課題の一つが
「鉛を用いないと従来の銀色にならない」
だったのです。

では、なぜ変色するのか？
私たち研究開発チームは
そのメカニズムの解析に2～3年を費やし、
原因は酸化にあることを突き止めました。

そして鉛に成り代わる添加剤を用いた
「N-Sn」めっきを開発したのです。

新たな技術を用いたN-Snは、
登録商標第6026014号として
当社の全製品の半数を占め、
莫大な利益を生み出しました。
そして現在でも
主力商品の一つとなっています。

しかし、あくまで結果オーライ。
実に5年もの歳月をかけて研究しても
結果が出ないこともありますし、
それは織り込み済み。

私たちの研究開発はビジネスです。

課題をしらみ潰しにして
100%の正答を求めるというより、
お客さまの要望に近づけるために
1歩でも2歩でも前進していくこと。

そしてお客さまの製品が
量産化を図れるところまで
道筋をつけること。

これが、あなたのミッションです。

▼具体的には
様々な半導体や電子部品などに施す
「めっき技術」や「そのほか金属表面
処理技術」の応用研究・素材開発に
関する解析・検証・評価など。
黙々と没頭するというよりも、
活発に意見交換したり
質問を交えながら進めます。

◆お客さまからの試作依頼は
オーダーメイドによる一品一様。
試行錯誤を繰り返しながら
望む品質を作り上げていきます。

◆月単位のミーティングで
「ここまでやろう」という目標を立て
スケジューリングに則り動きます。

専門的な知識や技術などは
本人のやる気があれば、入社後からでも
身につけられるというスタンス。
もちろん案件をお任せできるようになるまで
2年をめどに長い目で見守りながら
基礎からお教えしていきます。

▼働きやすさも抜群！
年間を通じて残業は1日平均1時間ほど。
案件が少ないときは
夕方5時半定時で上がれます。
また完全週休2日制（土日）で
長期休暇を含め年間休日は121日。

ワークライフバランスを図りながら
しっかりと「お客様のための研究」に
トライして下さい。

▼先輩・上司より、あなたへメッセージ

◇技術開発課／研究職（40代）
大学卒業後は教職員になるか迷いましたが
単純に興味からでも
未知の研究に挑戦するのも面白いかなと。
そして2年かけて社員を育てる社風に
惹かれて、めっき技術関係の当社に入社。
正解でした（笑）

新卒入社から17年経った今は
携帯電話やカメラの
充電口のコネクタ部分に用いる
金めっき製品工程やプロセス開発、
品質管理、素材調達等を担当しています。

◇技術本部／技術部長（40代）
技術開発課は、私を含め役職者2名。
スタッフは20後半～30代前半までの
5名という若いチーム体制。
大卒と院卒が半々くらいです。

めっきに特化していますが、
私たちの研究開発には化学や電気、
機械など、色んな学問が関わっています。
何かしら理系で学んできた方なら
好きや得意を生かしながら
活躍していけるでしょう。

◇取締役技術本部長／中島
専門職として力を延ばすか
将来管理職を目指していくのか。
あなたの志向に沿った
キャリアプランを会社が後押しします。

例えば技術部長の須永は
自ら手を挙げて、研究開発職から
工場の生産課長を4年務め、
技術開発課へ戻りました。

自分が伸ばしたいスキルに対し
上長と相談しながら個別目標を設定。
その達成度合いをきちんと評価して
賞与査定の一部に反映します。

周りを巻き込みながら
自らの道を拓いて下さい。