ダイワ光芸株式会社の求人募集｜求人・転職情報サイト【はたらいく】

仕事内容
はじめまして、取締役の住本です。長く営業部を牽引してくれたコアメンバーである先輩が間もなく定年を迎えられます。また代表も60歳を迎え、いよいよ会社の運営が30歳である私や次世代の中心となるメンバーに任せられるフェーズに入ってきました。

そこで業界経験者のみならず、異業種出身者を迎え入れようと考えています。そこで我々と共に、これから会社を動かしてくれる人材を募集することにしました。
そういう私自身もIT会社を辞め入社した業界経験ゼロの2年目社員です。当社は年齢・性別・キャリアで人を評価せず、社員の素晴らしい面、秀でた部分を最大限に評価し、苦手な部分は周囲がフォローする文化があるので、未経験でも大丈夫です。もちろん製版会社や印刷関連業界の経験がある方は大歓迎です。

■まずは事業についての説明が必要ですね
ー
私たちの仕事は「製版」です。簡単にいうと印刷の「版」となる印刷データを作り込む仕事です。紙業界・印刷業界なんて将来性がないのではと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

パンフレットやカタログなどの商業印刷物、新聞や出版物はネット移行が進み、印刷会社が減る時代。しかし、実は紙の商品パッケージや文具紙製品などは減ることはなく、むしろ商品は多品種展開したり・商品サイクルが短くなり新製品投入の頻度が上がったり、と今後も需要がある分野だといえます。

私たちの事業は、そのような商品パッケージ・文具紙製品を印刷するための版づくり（製版）が中心です。取引先は大手食品メーカなどの紙器やパッケージを印刷する会社様などです。印刷しやすく後加工しやすい美しく紙器パッケージをつくるために・１年を通じ大切に使われる文具紙製品のために・繰り返し使われる紙袋など資材商材のために、お客さまは「製版のプロ」である私たちを頼りにしてくださっています。

■なぜ印刷のプロから頼られるのか
ー
それは私たちが68年の歴史と実績を誇り、様々なニーズに応えられる技術とノウハウを持っているからです。そして「プロにしかできない仕事」をしているからです。

求められるサービスや製版の質は、お客様によってそれぞれ異なります。例えば「このお客さまは鮮やかな色調を好まれる」「このお客さまは、指示がなくてもこうしてあげるべきだ」「この担当者さんには印刷に使わないデータも、まとめてお渡ししておこう」など。

こうしたお客さまごとのルールや好みをすべて記録として管理し、「ダイワ光芸さんなら全部言わなくても、希望通りにきっちり製版してくれる」という状況をつくりあげています。

■もちろん新しい手法も積極的に導入
ー
「人にしか・プロでしかできない仕事」にこだわりながらも、それ以外の部分では営業の業務もオペレータたち制作チームの業務も自動化や高効率化を進めています。

デジタル化が始まろうとしていた頃には、業界に先駆けてすぐにデジタル技術を導入しました。Illustratorというソフトでの作業にも、似たような工程を一括処理できる手法を取り入れています。

今後も新しい技術や新規設備を積極的に導入していきます。スタッフがルーティーン作業に時間や手をを取られることなく「プロにしかできない仕事」に集中できる。そんな環境を目指していきます。

■あなたにお願いする営業の仕事は…
ー
既存のお得意先へのルート営業です。

＜お客さまは＞
お客さまはパッケージや紙箱を印刷・製造している会社、文具紙製品のメーカなど多岐にわたります。上場大手企業から地元に根差した企業まで、幅広くお付き合いいただいています。

こうしたお客様を10社ほど担当していただこうと考えています。もちろん「いきなり」ではありません。入社後はまず業界知識や専門用語などを覚えていただきます。大きな会社ではありませんので大企業のようなきっちりとした研修制度はありませんが、先輩社員と同行する中で、一緒にお客様と打ち合わせを行い、社内手配や指示を出していきながら少しずつ覚えていただきます。もちろん移動の車内などで、わからないことはどんどん質問してください。それが力になっていきます。

私たちの仕事の進め方、お客さまとのやりとりを実践的に学んでいただき、「このお客さまには、こういう伝え方がいい」「こちらの担当さんの好みはこんな感じ」など、各社ごとの特長や気をつける点などを、じっくり時間をかけて引き継いでいきます。

4～5ヶ月をめどに、少しずつ「一人で訪問するところ」を増やし、すべてのお客さまを引き継ぐまでに1年半くらいは必要だと見ています。もちろん引き継ぎ後も何かあれば、いつでも先輩や社内サポートスタッフが支援します。

具体的な仕事の流れは以下の通りです。

＜お客さまとの打合せ＞
どんな印刷物で、何をどんな形で納品すればいいか、どんな仕上がりをご希望なのか、いつまでに納品すればいいかなどを詳しくお伺いします。
 ↓
＜社内オペレータや営業サポートスタッフへの作業指示＞
社内には版データをつくるDTPオペレータがいます。彼らや営業を補助し社内手配をサポートするスタッフに印刷物の仕様、お客様のご要望を詳しく伝えます。
 ↓
＜校正（見本出力や色校正という試し刷りなど）＞
できあがった版で試し刷りをした「校正印刷」やデジタル機で出力したモノで内容を確認する作業です。誤字や脱字がないかをチェックする「文字校正」や、写真の色味などを確認する「色校正」などがあります。営業自身がプロの目でしっかり確認し、お客さまにもチェックしていただきます。ご希望の色味が出ていない場合などは、社内のオペレータに再調整を手配しし、改めてお客さまに確認いただくこともあります。
 ↓
＜校了・納品＞
データ加工作業に関してお客さまからすべてOKをいただくことを「校了」といいます。校了すればお客さまにデータや版（薄いアルミ製のプレート）やフィルムなどを納品します。

こうした業務と全体の工程管理を行うのが営業の仕事です。一人立ちして10社弱ほどをお任せした後は、1日に4～5社を訪問。色校正や納品でお伺いし、同時に次のご依頼をいただくという感じになります。

＜頼もしい内勤スタッフ＞
社内には内勤の営業サポートスタッフがいて、それぞれ担当のお客さまが決まっています。電話やメールの対応・作業指示書の発行・DTPオペレータへの指示などを引き受け、しばらくは「あなたよりも仕事に詳しい」状態が続きますので、どんどん頼っていきましょう。あなたには「お客さまとのやりとり」に専念しやすい環境をつくっていきますのでご安心ください。

■会社の運営にも積極的に参加を！
ー
もちろん仕事や会社に慣れてからで構いませんので、意見やアイデアがあれば積極的な発言を期待します。「前職の業界は、こんなやり方が標準だった」「前の会社では、こんな方法で業務を効率化していた」など、遠慮なく声をください。

また「こんな分野に挑戦してみてはどうか」「こんな事業に取り組んでみたい」といった提案も大歓迎です。会社は時代とともに変化していくものです。いまの事業、いまのやり方に固執するつもりはまったくありません。
いまの弊社にとって、とても重要なテーマである若手の充実・若手の育成（世代交代）を大きく進め出しています。成長著しい20代・30代や社歴の浅い方々に、会社の運営を任せるべく権限などを委譲しています。次代を担ってくださる方・共に会社に新鮮な風を吹かせてくれる方を求めています。

■この仕事のヤリガイ・面白さは…
ー
ずばり、自分の仕事が携わった仕事や成果を目にすること。コンビニ、スーパ、ドラッグストア、文具店などの店頭で、自分が関わった製品やパッケージを目にする機会がとにかく多いです。

「このパッケージ、色校正で何度もやりとりをしたなぁ」「これはお客さまが気づかなかった入稿データの誤字をみつけて、喜ばれたっけ」など、それぞれに思い入れのある仕事だったりします。

またパッケージは、材料や製造番号などが変わるたびに更新する必要があります。一連の商品のパッケージに長く関わることも多く、どんどん愛着が湧いてきます。

数年先になるとは思いますが、次代の中心メンバーとして「自分が会社を動かしている」ことも実感していただけると考えています。