神田工業株式会社　熊本事業所の求人募集｜求人・転職情報サイト【はたらいく】

仕事内容
お客様から頂いたご要望を元に、より高品質な製品を実現し、
「最適解」な工程（プロセス）を考えて量産化できるようにするお仕事です。
今回あなたに関わって頂く事業は、液晶ディスプレイの「貼合（てんごう）」事業となります。

【貼合とは】
液晶ディスプレイやタッチパネル等の品質に関わる重要な製造工程のひとつです。

スマートフォンやPCの画面に保護シートを貼る作業を思い浮かべてみてください。
直前にきちんと拭いたはずなのにゴミが入ってしまったり、大きな空気の固まりに凹んだり、ズレてしまってやり直しになったり。
難しい作業として認識している人も、少なくないかと思います。

実は液晶やタッチパネルの品質を決めるのが、このフィルムなどを貼り合わせる精度なのです。
液晶画面はガラスやセンサー、バックライトなど複数の薄い部品が貼り合わさってできていて
この間にゴミや空気が入ってしまうと、画面が見えにくくなる原因になります。
この「貼り合わせ」は技術や知識、専用の設備を用いて実施します。
貼り合わせサービスを専門的・総合的に実施する事業こそが、「貼合」。
当社はこの貼合事業をより高品質に、大量に対応しています。

↓↓具体的な業務の流れ↓↓

[1]ご要望内容の確認
お客様からのご発注を承るのは、営業部門のメンバーです。
まずはあなたは、営業が預かってきたお客様の仕様書や図面、伺ってきたお話の内容を元に必要な製品スペック、品質を理解してください。
※必要に応じて、お客様との打ち合わせに立ち会いもお願いします。

[2]書類の作成
1で理解したニーズを元に、営業部門のメンバーと一緒に仕様書の作成をします。
さらにCADを使って、設計書も作成をお願いします。

[3]試作対応
お客様ご要望の製品を試作します。
電話やメール、Web会議などを実施しながら、当社が誇る技術を最大限生かせる試作品を完成させてください。
当然、今の技術では実現不可能なこともあります。
その時にはどんなことなら実現可能なのか、代替案の検討もします。
└どんな機械設備を使う？
└どんな材料が最適？
└どんな工法が最適？
└機械の温度や湿度、時間はどれくらい？
電子部品は人間には実感できないほどの緻密な数値を必要とします。
だからこそ細かな設計が必要なのです。

[4]試作品評価
試作品の品質評価を実施します。
不備が発生する原因なども条件出しをして、改善を繰り返します。

[5]基準書作成
いよいよ試作品がお客様のニーズを満たしたら、製品の量産に向けて動きます。
製造ルール、基準など細かい取り決めを行い、文書化し製造現場に渡します。