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ケアハウスとは
ケアハウスは、社会福祉法に基づく「経費老人ホーム」として位置づけられる老人福祉施設です。入所者さまが安心して生き生きと明るく生活できることを目指しています。
自炊ができない程度の身体機能の低下などにより、自立した日常生活を営むことに不安がある60歳以上の方で、家族による援助が困難な方を対象としております。
※ケアハウスは名称から誤認されやすいですが、介護施設ではありません。

■ケアハウスが提供できること
自立した日常生活に資する支援として、下記の入居者さまによる自主的な活動のサポートです。
①レクリエーションや交流行事の実施
・外出の機会（例：散歩、買い物や外出、地域行事への参加、図書館や公民館などの利用）
・各種クラブ活動（例：手芸、園芸、カラオケなど）
・入所者同士の交流イベント

②地域との交流
・地域住民やボランティア団体と連携し、地域行事への参加や交流機会を提供
・社会福祉に関する事業への協力（例：市区町村が実施する非営利団体との活動支援）

③体調不良者の一時的な配膳
※継続的な配膳や配膳以外の対応は行えません。

■ケアハウス職員が行える自主的な活動のサポート
・入所者さまの自主的な活動や行事が実現できるような環境づくりや関係づくりを支援。
・掲示板の提供、スペースの貸し出しなど。
・地域や関連機関との窓口役。

■ケアハウスで提供していないこと
①ケアハウス職員による介護サービスの直接提供
②ケアハウス職員による介護サービスなどの窓口や連絡調整
③ケアハウス職員による個別の生活に関することの情報提供や連絡調整
④入所者さまへの指導や管理
※ケアハウスは入所者さまの自主性を尊重する施設です。他者や共同生活への影響がない限りは職員が指導や管理を行うことはありません。

ケアハウスの役割
■ケアハウスの基本的な役割
ケアハウスは老人福祉施設であり、介護施設ではありません。入所者さまが自立した日常生活を営み、安心して明るく生きがいのある生活を送るための施設です。
主なサービスは食事提供、入浴準備、生活相談、社会交流の場の提供です。

■ケアハウス職員の業務範囲
・生活相談は、介護保険が必要な場合に介護保険サービスの情報提供を行うことが中心です。
・ケアハウスの職員の役割は、自立した日常生活に役立てる支援と建物管理が中心です。
具体例：入居者さまによる自主的な活動のサポート、共用部や大浴場の清掃・管理、設備の点検や施設管理

■入所者さまの介護や緊急対応について
①ケアハウスの職員が直接的な介護や入所者さまの個別のお世話は提供していません。
介護に関すること、体調に関することの連絡調整窓口も行っておりません。

②入所者さまの体調不良や緊急対応が必要な場合の連絡調整は、身元保証人の役割です。
ケアハウス職員は「家族や身元保証人への連絡」と「救急車手配などの初期対応」は行います。それ以降の見守りや付き添い、救急車同乗、入院対応などの調整業務は行いません。

③その他の個別の生活に関することの情報提供や連絡調整の窓口は行っていません。
必要な情報を調べることや各サービスの連絡調整の窓口は、ご本人または身元保証人の役割です。
生活相談員を含めてケアハウス職員が行うことはありません。

採用担当者にインタビュー
■事業所概要
・在宅介護サービスの訪問介護、デイ、ケアマネの事業所と、老人福祉施設のケアハウスを運営しています。
2001年に設立した法人です。2025年からホスピタリティとコミュニティのあるホスピスケアを開始します。
・当法人は在宅サービスに強みがあり、施設介護とは異なった自己選択・自己責任のもと、自由にサービスを選択できる在宅介護サービスを展開しています。
・介護保険外のサービスも行っており、今年からは趣味活動やお出かけ、買い物、クラブ活動なども支援していきます。地域交流や多世代交流にも力を入れていきます。
・併設の看取り特化の訪問看護、一人暮らし支援の行政書士事務所とも連携して、単身者増加とコミュニティが少なくなる中で多死社会を向ける時代において、最後まで明るく老いと病と、その先も迎えられる「思いやり」と「つながり」のホスピスケアサービスを行っています。
・介護保険や医療保険、社会福祉制度だけに頼らない、行政で行えないこと、民間では行えないことを、社会福祉法人としてソーシャルデザインで楽しく解決していきます。
利益は確保しつつ、スタッフや地域の子どもや学生、住民に還元していきます。
・時代に見合った柔軟な横のつながりのある法人を目指しています。ソーシャルデザイン、コミュニティケア、多世代交流を通じて、新しい時代のケアを確立していきます。

■入職後の流れ
・職種にもよりますが、3ヶ月程度の研修期間があります。業務範囲は習熟度に応じて広げていきますので、無理なく業務を覚えていけます。

■風通し
・フラットな協働型の組織を目指しています。失敗は良くないことではなく、失敗を繰り返すから前に進むと考えています。
・「まずはやってみる」チャレンジして失敗することを大切にしています。失敗しても気にしない組織づくりを目指しています。

■福利厚生
・資格取得支援制度あり
・インフルエンザ予防接種は事業所内で勤務中に実施
・昼食代補助あり

生活相談員の業務内容
■現在の入所者さまの対応
・クラブ活動などのコミュニティケアサポート
・身元保証の役割が機能しているか確認
・体調不良者の身元保証への連絡、要介護認定の情報提供

■地域交流・地域貢献
・法人内各部署との交渉・調整
・外部機関との交渉・調整
・地域団体との連携・調整
・地域住民が参加しやすい組織づくり

■新規入所者
・元気な方向けのしおり
・身元保証人の役割の一覧
・がん末期の方の案内（身元保証人なしの場合は訪問診療を利用）

■現在の業務の簡略化
・入退去の効率化