トップへ戻る > 建築・土木業界の職種を知ろう!
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建築・土木業界といっても職種はたくさん!
それぞれ職種によってやる仕事が違うので、あなたに合った仕事を見つけてみましょう!
『基礎工事』は、建物が沈んだり、転倒したり、移動したりしないよう、また、建物自身の重みを地盤にしっかり伝えるための基礎を築きます。建物の基礎は、建物を支える形式の違いで「直接基礎」と「杭基礎」に分類されます。
ダム、道路、港湾、ビル建設、土地造成といった工事現場や災害現場で活躍するのが、ブルドーザーや油圧ショベル、クレーン、ダンプなどの建設機械(重機)。
人の力では困難な掘削や運搬といった大規模な作業を効率的かつ安全に行うために用いられ、それぞれ重機の特性を理解して操作する重機オペレーターは、工事現場における花形的な職種といえる仕事である。
建築物の基礎の部分を専門につくる基礎工事業。その仕事の範囲は戸建てなどの小規模なものから、橋梁などの大規模なものまで多岐に分かれ、使用する工法も規模や状況によってさまざまである。
近年は1つの工法ではなく、いくつかの工法を組み合わせた併用工法が求められている。中でも橋梁の基礎工事は、大型特殊重機による杭打ちハンマーやスクリューを使うダイナミックな工法が主流になっている。
建設工事の現場で、とび(とび職)の役割は重要で、建設工事が始まる際の仮囲いの設置から、現場の安全管理、また、クレーンで高所に上げられる鉄骨を組む作業も行う。
作業の種類などによって、足場とび、重量とび、鉄骨とびなどに分けられることもある。中でも、足場とびは建築現場で必要な足場などを設置する仕事で、危険な高所を自由に動き回る事から、建築現場の職人の間では「現場の華」とも称される。
柱、梁(はり)、屋根などの建物の主な構造部分をつくる骨組工事を『躯体工事』と言います。代表的な躯体としては「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」などがあります。
構造物の天井や床、柱など骨組みとなる鉄筋を組む仕事。現場に入ってきた資機材(鉄筋など)を設計図通りに組み立てる。完成時には鉄筋はコンクリートに隠れて見えなくなるが、建物の骨組みというべき重要な存在。
作業で特徴的なのが、ハッカーと呼ばれる工具を使って針金で鉄筋をとめる「結束」。このスピードとでき映えの美しさによって熟練工かどうかが分かる。
鉄筋コンクリートの構造物をつくる場合、骨組みとなる鉄筋に型枠という器を組み立て、そこにコンクリートを流し込む。型枠大工は、その枠をつくり、コンクリートが固まったら型枠を外すまでの一連の流れを行う。
型枠には、外壁、柱、梁(はり)、内壁、床用などがあり、建物の規模によって種類も異なる。鉄筋コンクリートの建造物の強度を支える重要な役割を担う。
『外装工事』では、屋根工事をはじめ外壁、防水など、建物の外側部分の工事をします。
外壁工事は屋外側の壁の工事に携わる仕事。代表的な例としては、雨や風から建物を守る壁材(組積・ALC・押出成形板など)の施工。建物を美しく見せるサイディングボード貼り。水の侵入を防ぐ防水加工などがある。
『内装工事』には、建具の設置などを行なう建具工事や左官工事、塗装工事などの内装仕上げ工事があります。
建物の壁や床、土塀などを、コテなどを使って塗り仕上げる仕事。主な仕事場は、マンションやビルなどの建設現場。ペンキやタイルの下地塗り、コンクリートの土間打ち、階段の仕上げ塗りなど、さまざまな仕事がある。デコボコのコンクリートの壁を平らに滑らかに仕上げる、いわば現場のメイクアップアーティストである。
依頼主の要望や設計図をもとに、建築物の内装や外装の塗装を施す塗装工事。戸建て住宅や会社、事務所、高層ビルの外壁など、あらゆるところに活躍の場がある。
壁の材質や外装の状態などにより、美しく塗装を仕上げるための壁の下地処理も行う。塗料の選定、ハケを使い分けるなど塗装方法も幅広く、熟練の経験と技がものを言う世界である。
建設中の建物の中は、配管がむき出しの天井、柱や壁もコンクリートのままである。内装仕上げは、居心地の良い空間を作るために、建物の室内を仕上げる工程であり、主に天井や壁を作り、床を張る工事がある。
内装仕上げだけでも多くの専門分野に分かれ、床仕上工、鋼製下地組立工、ボード張り工などがある。
『設備工事』は、主に電気設備工事やキッチンやトイレなどの給排水設備工事、ガスの設備工事などを行います。
人が生活する上で必要な電気を引き込み、各種電気設備を設営する電気工事。建設作業と平行して行うことが多く、図面をもとに、建物に電線を引き込み、配線し、コンセントやスイッチ、照明器具などの端末に電気を届ける。
電気を必要とするところならどこでも仕事があり、作業現場は高層ビルから商店、戸建住宅まで多岐に渡る。
『外構工事』では、植林や植栽をする造園工事があり、周囲環境を過ごしやすく演出します。
外構工事では、建物までの道路や、周辺への排水設備などを行う。また、植林や植栽をする「造園工事」があり、周辺環境のみどりを整える。
昔は「植木屋さん」と呼ばれていた造園業は、樹木の管理(整姿・剪定、移植など)だけではなく、個人の庭づくり、公共事業の公園づくりにも関連している。
『現場監督/監理技術者』は、現場管理、工程管理、安全指導など、現場全体を見る仕事です。
建築一式工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに建築物(住宅、学校、病院、ビルなどの建物)を建設する工事であり、複数の専門工事を組み合わせて施工する建設工事になります。建設工事が安全かつ予定通りに進行するように、建築現場で働くさまざまな専門工事業者(大工工事、塗装工事、内装工事など)を統括するのが主な仕事になります。(現場所長、現場監督など)