仕事に関する自己紹介の書き方

仕事に関する自己紹介の書き方

あなたがどんな風に働くのかイメージできるエピソードを

企業は、入社後のあなたがどんな風に働くか知りたいもの。これまでの仕事で、「あなたが頑張った動機」「どんな風に頑張ったのか(頻度や期間)」「自分の役割や立場」などを具体的なエピソードとともに書いてみよう。

職務経歴書では表現しきれないあなたの仕事観をアピールしよう

まずは、経験した仕事内容から、努力したことを紙に書き出してみよう。その際に、「仕事の目的」や「その経験から得られた成果」「身につけたもの」を中心に書くのがポイント。それらをまとめることで、あなたの仕事観が見えてくるはず。

タイトルは7つ書きやすいものを選ぼう

「仕事に関する自己紹介」には、あなたが書いた自己紹介の内容にあったタイトルを選ぶことができます。タイトルは下記7つの中から選ぼう。もし、一覧になければフリーワードで入力することもできます。

タイトル
  • 仕事をする上で大切だと思っていること
  • 人と接する上で気をつけていること
  • 3年後、5年後・・・私はこうなりたい
  • 困難を乗り越えたエピソード
  • 自分らしさが仕事に表れたエピソード
  • 私にとって「仕事」とは、「働く」とは
  • 上司・同僚から評価された私の仕事や働きぶり

参考にしたい 実例紹介

アルバイト経験から「仕事に向き合う姿勢」をアピールする

仕事に関する自己紹介
仕事をする上で大切だと思っていること

今はコンビニでアルバイトとして働いています。そこで少し前から「掃除キャンペーン」という試みが始まりました。これは、通常の掃除業務とは別にお客様が店内にいないときは、自主的に掃除をしようというものです。これといってノルマがあるわけではありませんし、罰則もありません。そのため、スタッフの中には、面倒だと言ってやらない人もいますが、私は率先して実行しています。なぜなら、掃除をすることで、お客様も従業員も居心地がよい店舗になればと思っているからです。

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仕事に対して主体性を持ち率先して取り組む姿勢を感じることができる。ホスピタリティも高そうだ。

現状を包み隠さず伝え、「前向きさ」と「誠実さ」をアピールする

仕事に関する自己紹介
仕事をする上で大切だと思っていること

私は前職を辞めてから約1年のブランクがあります。この期間、自分に足りていないスキルを補う為に地域のPC講習に通ったり、近所の施設でお年寄りのイベントの手伝いをいしたりと、社会との繋がりの中で努力をしてきました。しかし今の自分は、まだまだ企業の求めている人物像に近づけていないのだと思っています。今後も小さい事からコツコツと日々努力していきます。今のところは誇れる技術もないですが、このやる気を継続し、10年後「私を選んでよかった」と企業の方に思っていただけるような人間になりたいです。

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なかなか就職できていない自分の現状を、包み隠さず伝える誠実さが好印象。逆境であっても前向きな考えができているので、仕事で辛いことがあっても乗り越えてくれそう。

アルバイト経験から「仕事に向き合う姿勢」をアピールする

仕事に関する自己紹介
仕事をする上で大切だと思っていること

現場に足を運ぶ、ということを大切にしています。現職は企画職のため、社内でのデスクワークが中心ですが、折りを見て取引先や販売代理店に顔を出し、営業スタッフと会話をする時間を設けています。営業現場の声をヒントに生まれた商品やサービスが成功していること、現場の負の改善によって、売上UPが実現していることなど、これまでの経験が根底にあるためです。また普段から積極的にコミュニケーションをとることで、信頼関係も生まれ、ちょっとしたことでも話してもらえるようになることもあります。今後も自分のモットーとしていきたい部分です。

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自分なりに努力してコミュニケーションをとろうとしているのが感じられる。物怖じせず、初対面の人とも積極的に会話ができそうだ。笑顔の写真が好印象。

どんな仕事にも必要な「継続する力」「主体的に実行する力」を自分の趣味を通じてアピールする

仕事に関する自己紹介
仕事をする上で大切だと思っていること

私が仕事をする上で大切だと思っているのは「目標をもち、継続すること」です。簡単なようですが実はとても難しいだと思っています。ただ、それこそが真の力になると考えます。数年前から始めた登山は、登っている途中で苦しくて何度もくじけそうになりますが、頂上についたときや目標の滝に辿りつけたときに、心から感動できます。目標に向かって登り続けることは、継続することに似ていると考えています。

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きちんと目標をもって、着実にステップアップを目指す人。継続的な成長を見込める。地道な作業でも、きちんとまじめに取り組んでくれそうだ。

自分が体験したエピソードを素直に表現して、「課題を発見する力」「粘り強さ」をアピールする

仕事に関する自己紹介
自分らしく仕事を進めたエピソード

営業を続けている中で、人との接点について悩んだことがありました。現職の不動産営業を始めた頃、今まで接点がなかった年配の方とお話をする機会が多くなりました。当初の私にはお客さまに喜んでもらえるような話題もなく、言葉遣いを気にするがためにあまりにも丁寧になりすぎ良い関係づくりができませんでした。その時にアドバイスをくれたのが写真の祖母です。アドバイス通りに肩肘を張らずに笑顔で接する事を心がけた結果、担当を離れたてからもお客さまと良い関係が築けています。今でも、仕事に関わらず悩みは祖母に相談する事が多いです。

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不得意な分野も、自分なりのペースで解決することができる。年長者のアドバイスを素直にきくことができる。人間関係も良好で素朴な印象。

職場の仲間との具体的な状況を書き、「協調性」と「実行力」をアピールする

仕事に関する自己紹介
これまで直面した困難な事と、それをどうやって乗り越えたか

以前の職場で新しいミッションを担当することになり、初めてチームリーダーとしてメンバー2人を任されプロジェクトに取り組むことになりました。新しいミッションだったため、初めは上手くいかずどうしたらいいのか手探りで探す毎日でした。 それでも私たちがやらなければ誰がやるのか、という危機感と責任感を持ち、毎日の朝会と夕方で振り返りをして少しずつ打ち手を見つけていきました。小さな事を少しずつ積み重ね、最後はミッションを無事完了することができました。チーム解散会で1人では絶対出来なかったとのコメントをみんなからもらった時は、とても嬉しかったことを覚えています。

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責任感が強い。写真から同僚からも信頼されている印象。チームワークを大切にした仕事への取り組みが感じられる。仕事に対して素直な感情で一生懸命に進めることができそうだ。

得意じゃないことも素直に表現し、「状況を把握する力」「チームで働く力」をアピールする

仕事に関する自己紹介
人と接する上で気をつけていること

前職の配線工事は正確さが要求されるので丁寧に作業をし、その次はできるだけ速く作業が進められるよう努力してきました。自分の現場が終わったら仲間の現場も手伝い、多くの発注をこなすことが会社全体の為になると思いやってきました。ひとり苦手な先輩がいて、その先輩は後輩に手伝われるのを嫌がる人だったので、手伝う際には「学ばせてください」という姿勢で接する様にしていました。一生懸命、正確に作業を手伝う所をしばらく見てもらっている内に「終わったら手伝って」と言ってもらえるような信頼関係ができました。仕事は一人でやるものじゃないので、苦手な人だから避けるのではなく実直に仕事で見せるのが一番だと思っています。

実行力がある。計画的に作業をこなすことができそう。柔軟性があって機転がききそうな印象。仲間をうまくまとめたり現場を調整することができそうだ。

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