産休・育休取得実績ありの求人検索結果

これから結婚や出産を考えるママにオススメ、産休・育休のとれるお仕事

産休は、正式には産前産後休業と言い、労働基準法で定められた休業制度です。出産前であれば、予定日前の42日間、出産後であれば出産後の56日間、休暇をとることができます。また育児休業は、1991年制定の育児介護休業法で定められている制度です。子どもが満1歳になるまで、休暇を取得できます。基本的に前述の様に法律では定められていますが、「休まなければならない」のは、出産前の42日間のみであるため、本人の希望があり、尚且つ医師が復職に問題がないと判断した場合、産後の休暇をとらずに復職することが可能です。
また、企業によって産休や育休の休業制度は様々です。法律で定められている以上の休業期間を設けている場合や、休暇前と同等の額が支給されるよう体制を整えている企業もあります。出産する母親をサポートするための、産休・育休制度ですが、制度としてあっても、実際に取得できなければ意味がありません。そのため、特に女性が就職を検討する際には、産休や育休制度だけでなく、「産休・育休取得実績あり」つまり産休・育休の取得実績も、判断するバロメーターの1つともなっています。
女性が幅広い職種で活躍し、管理職の登用も珍しくなくなってきた昨今では、事務職に限らず多くの職種で産休や育児休業が取得できるように変わってきています。育休が取得できる会社の中には、女性だけでなく男性社員も育児休暇を取得可能としているところもあります。オフィスワーク系の職種だけでなく、医師や看護師、薬剤師など、資格を生かして働く職種では、早い時期から産休や育休を制度化しているところが多く、取得率の高さをアピールしている病院が多くあります。
休業制度は法律で決まっていますが、休業期間中の給料・賃金を支給するかどうかは会社の方針に任されています。また、出産手当金は健康保険から、育児休業給付金は雇用保険から支給されますが、これにも一定の条件があります。さらに、産休や育休の取得制度を導入している企業でも、適応されるのは正社員である場合がほとんどであるため、出産、育児を控えていて非正規雇用を希望する方の場合は、応募の際に注意が必要です。
産休や育休制度が充実している会社は、社員を長く雇用するための施策の一環で取り入れいている会社、というケースがあります。事前に送付する履歴書や採用面接時には、長く会社に貢献できる点をアピールするというのも良いでしょう。面接時には、入社してどのような仕事にどういった姿勢で取り組みたいのか、将来の目標などをしっかりと説明できるようにしておきましょう。 …全文を読む