伊万里市/東松浦郡/有田町エリア（北部）の求人・転職情報サイト

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伊万里市は、佐賀県の西部に位置する市です。人口は約6万人（2014年時点）で、磁器の「伊万里焼」で有名な市です。同市は1954年（昭和29年）に伊万里町、山代町、東山代村、黒川村、波多津村、南波多村、大川村、松浦村、二里村が対等合併し、発足しました。地理的には佐賀県の西部になり、佐賀市の西約50kmの場所で、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾を東、南、西の三方から囲む形で、東松浦半島の南西部と北松浦半島の南東部が市域になります。かつてこの地は、江戸時代に有田や波佐見、三川内など周辺地区の陶磁器の積出港として栄えていました。このように肥前の磁器は積出港の名から「伊万里焼」と呼ばれ「Imari」の名は輸出先にもなっていたのヨーロッパにも広く知られています。なお、磁器の積出だけではなく、現在の市域にある大川内山の窯では将軍や朝廷などへの献上用として最高品質の磁器である鍋島焼が生産されていました。現在では伊万里港に近い地の利を活かし、同市内では工業団地の整備が進められていて、陶磁器生産も大川内山以外にも市内の各所で行われています。農業は米、万能葱（小葱）、蜜柑、梨、葡萄の栽培が盛んで、地域ブランドの和牛は福岡を中心に全国的にも知られています。伝統的な陶芸品の名前が市名になるという、文化的な水準が高い町です。もちろん伊万里焼だけが同市の産業ではなく、市内には中心的なオフィス街や繁華街もあります。そのためこの地で転職を考えることや求人案件を探すことは難しくありません。