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千葉県富里市は人口約5万人(2014年時点)の都市です。2000年の国勢調査で初めて市制施行が可能な5万人に達し、印旛郡富里町から富里市になりました。スイカの産地として有名で、生産高、出荷量ともに全国第2位を占め、スイカで水分を補給しながら走るマラソン「スイカロードレース」が毎年開催されています。もともと周囲の日吉倉、大和、久能、根木名、新橋、七栄、中沢、新中沢、立沢、立沢新田、十倉、高野、高松の13の村をまとめて「十三の里」と呼んでいたことが地名の由来です。「十三の里」すなわち「十と三の里」が転じて富里となりました。富里市は千葉県内で唯一、鉄道が走っていない市です。公共の交通機関はバスしかなく、車での移動がメインの市で、関東自動車道・富里ICが玄関口です。成田方面へのバス路線が充実している他、富里市循環バスもあります。駐車場が増設されパーク＆バスライドが推奨されているので、鉄道がなくとも思った以上に不便ではありません。市内循環バスや東京・大阪行きの高速バスも運行しています。成田に近いということもあり、リネンサプライや機内食の製造など空港関連企業の求人情報が出ることもあります。そういった業界に転職したいと考えている人は要チェックです。