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サービス提供責任者ってどんなお仕事？
訪問介護の円滑な実施に携わり、利用者とヘルパーをつなぐ中心的存在
サービス提供責任者とは、訪問介護の希望者に介護計画を提案し、関係者と連絡調整を行いながら、全般的な管理を行う仕事です。具体的には、訪問介護を希望する利用者宅を訪問し、生活状況や希望を踏まえて計画を作成します。訪問介護が始まれば、ヘルパー（訪問介護員）の勤務管理やサービス提供の状況を確認しながら、必要に応じて計画の見直しを行うのが仕事です。時にはヘルパーへ技術指導を行ったり、悩み相談に対応したりもします。
利用者がより良い訪問介護を受けられるよう、きめ細かい調整と段取りを行うのが重要です。利用者とヘルパー双方をうまくコーディネートするため、コミュニケーション能力やマネジメント力が問われる仕事と言えるでしょう。
ココがやりがい！
利用者からの感謝と周囲から頼りにされることが大きなやりがいに
プロデュースした訪問介護計画が円滑に実施され、利用者や利用者家族から感謝の言葉をかけられることが励みとなります。プランをまとめ、管理するのは大変ですが、喜んでもらえたときの達成感は格別です。またサービス提供責任者は、ヘルパーたちのリーダー的存在として活躍し、人材育成や教育に携わる点でもやりがいを持てる仕事です。
求められる能力は？
サービス提供責任者になるには、介護福祉士や実務者研修修了者のほか、初任者研修修了者のうち3年以上介護等の業務に従事した経験を有するもの、などの資格を必要とします。実際の現場では、利用者や家族の状況、また希望を的確に読み取り、最適な訪問介護計画をプロデュースする能力が求められます。また、利用者とヘルパー双方の立場に立ち、責任ある言動と思いやりを兼ね備えた管理者としての素質も必要となるでしょう。
